INONストロボはマニュアル、TTLで最初の操作が変わります

今日は水中写真で、外部ストロボをつけて撮影している方向けの記事です。

今日書く事、基本的な事なんですが、潜りに来てくれたゲストが知らない場合が結構あるので、改めて今日はブログでお話しておきます。

 

水中写真を、外部ストロボのINON製品を使って撮影している方向けの記事となります。

(外部ストロボが何かという説明は省きます)

 

早速行きましょう!

これね!これはZ330というINON製の水中外部ストロボで、

今回はz330で説明しますが、同じINON製品の場合、多少の表記の違いがあっても、基本的には一緒です!

 

さて。光らすためのモードがいくつかあって

①STTL(ストロボに任せたオート)

②FULL発行(そのストロボの持つ最大広量で光る)

③マニュアル(自分で光る量を調整する)

 

基本的に使うのはこの3つ

このうち、②にあたるFULL発光は通常時に、恒常的に使うものではないので(人によるかもしれませんが)

 

基本的にストロボを使って撮るのは、①のSTTLか、③のマニュアルを使うこととなります。

 

①はあまりおすすめしません。せっかくストロボ持ってるんだから、性能をちゃんと理解し、最大限活かせるモードで撮った方がいいです。STTL、あんまり上手く撮れないし…

という訳で、③のマニュアル設定で撮っていくのを基本とします。

 

 

↑このように、左のダイヤルを「M」に合わせたら、

右のダイヤルで光量の調整をするのが基本操作。

画像の青い矢印の方に行くほど光が弱くなり、赤い矢印の方に行くと光が強くなります。

ー6とか、ー5とか、書いてるのが光の量のことで、

「FULL発光の光から-6」という意味で覚えたらよろしいです。

つまりー6より、ー0.5の方が光が強いってことです。

ー0.5にしても、光の量が足りないときは、左のダイヤルをFULL発光にするとよろしいってわけです。

 

 

ここまで良いですかな?

混乱しやすいのは

右のダイヤルのところに「+」「-」という表記があって、それがマニュアルで光が弱くなる方に「+」となってるのでちょっとわかりにくいですが、

それは気にせず、「ー6が弱い方、ー0.5が強くなる方」と覚えておくとよいです。

 

多少表記の違いがあっても、同じINON製品の場合、基本的に一緒です。

 

 

 

でね!?

ここまでは知っている人も良くいる。

 

しかし大事なのはこれからなのよ。

 

「いつもマニュアルで撮ってるのに、なんか光量の調整がうまくいかん、、、いうこときかん、、、」

という方は必見です。

 

それは2つの理由があります。

 

 

まず一つ目

これね!このボタンに注目です。

(s2000を使ってる人は、ボタンがないと思います。ここに入れるマグネットが買った時についてます。マグネットが取り付けられてないのが購入時)

 

このボタンは、購入時は

↑このように、浮いてるのよ。

これが浮いてるのって、STTLで撮る用の設定なのよ。

 

↑これを押し込んで回すと、押し込んだまま回ります。

(S2000の人は、付属でついてるマグネットを取り付けたら完了)

 

 

これで晴れて外部ストロボがマニュアル発光に対応し、光量の調整もちゃんとやっててくれるようになります。

 

 

上記が一つ目

 

 

2つ目は、カメラ側の設定をしないとなりません。

 

一番ダイバーが使ってることが多いオリンパスTGシリーズで説明しますが、どのカメラでもやることは一緒です。

まず、外部ストロボを光らすために、カメラ側の内蔵フラッシュもオンにするじゃないですか。

これだけでは上手く連動しないのです。

↑フラッシュ光らすモード よく見ると何個かあるんですよ。

①は強制発光

②は発光なし

③はマニュアル発光

④はちょっとわからんw

(カメラが違っても、一眼であっても、フラッシュの発光モードを選択出来るメニューがあり、その中でこんな風に選べます)

 

INON製品のストロボのマニュアル設定と連動させるには、

この中で選ばないといけないのは、このカメラでいうと③なのです。

 

↑オリンパスTGで最初にここにカーソルを持ってくると「FULL」と表記されてるので勘違いしやすいですが、

これはFULLで光るよっていう意味ではなく、「マニュアル発光の中で、現在FULLが選ばれてますよ」って表記なのです

ここにカーソルを合わせたとき、右上にあるINFOのボタンを押すと、光の量が調整できます。

外部ストロボを使って撮るための設定なので、カメラ側の内蔵フラッシュの光の量は光れば良いというレベルなので弱めておきましょう。電池持つし。

 

 

 

 

この2つの設定が終わって、初めて、INONのストロボがマニュアルでいうことが聞くようになります!

まとめると

①INON製品のストロボをマニュアルで撮るには(FULL発光も一緒)、ストロボについてるマグネットを押し込む!

②カメラ側の内蔵フラッシュもマニュアル発光に変える!

*なぜそうなるかはそのうち書くわ・・・ちょっと文章長すぎ

これで君も今日からINONストロボ使いの第一歩だ!!

 

 

 

ちょっと文章で説明するのってやっぱり難しいな、、、まだまだ話したことあるけどそれは遊びに来てください(';')

 

 

 

ではまた!

 

ふるた