世界中の人気者といっても過言ではない「アマミホシゾラフグ」
奄美大島でしか観察が出来ない奄美大島固有種の魚です。
ネバ-ランドの潜るダイビングエリア奄美大島北部では「バベル」という港から10分のポイントで観察が出来ます。
この魚は、繁殖時期になるとミステリーサークルの様な、幾何学模様の巣を砂地に作り上げます。
フグの大きさは10cmにも満たない大きさながら、ミステリーサークルの大きさは1m~1m50cm!
海中世界屈指の芸術家なのです。
①経験本数50本以上
②Cカードランクがアドバンスオープンウォーター以上である事
③最後のダイビングから1年以上立っていない事
④自分のダイビングスキルに不安がない事
⑤エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用いただく事(1本1,100円かかります)
この5つがお連れできる条件となります。
また、アマミホシゾラフグは、1年中いつでも観察できるわけではありません。
1年の内、繁殖期である4月中頃~7月中頃の間のみ、姿を現し、ミステリーサークルを作成しています。
3月中頃からミステリーサークルはありますが、3月の間は、サークルはかなりゆっくりとしたペースで作成する為、
姿を見かける事もほとんどなく、4月中頃から7月中頃がアマミホシゾラフグとミステリーサークルを見れる時期となります。
アマミホシゾラフグ狙いでご来島の方に注意していただきたいのが、
4月中頃から7月中頃であっても、フグがサークルを作る潮回りと合わない日程でお越しの場合だと
アマミホシゾラフグにも、美しいミステリーサークルに出会える可能性が低いです。
満月と新月で、多少ズレがありますが、基本的には、大潮の前の中潮を狙ってお越しください。
大潮前の中潮と大潮の間は、アマミホシゾラフグと美しいサークルに出会える可能性が高い潮回りです。
2022年にアマミホシゾラフグを見やすい予想日はこちらをご参考下さい
また、水深がある程度深いです。30mを超える場合もあり、Cカードランクのアドバンス保持は必須となります。
そして、ボートを止める場所から移動距離がそれなりにあります為、自身で中性浮力を取れない、エア消費が早すぎる方はお連れできないです。
スキルを磨いて、フグの迷惑にならないレベルになってから見に行きましょう。
ミステリーサークルの作成には、個体差もありますが、7日程で作成します。
最初の2、3日は、うっすらとした模様ですが、4日目あたりから模様がかなりハッキリしてきます。
フグも一生懸命、砂を掘ったり、貝殻を運んできたり、忙しそうにしています。
ちなみにフグのサークルつくりは、基本的に1個体が、雄単体で、行います。
雌はほとんど見かける事が無く、産卵の時のみやってきます。
最も見応えがあるのは、やはり完成したサークル。
基本的に月に2日だけしか、完成したサークルをお目にかかれる事はありません。
何故ならサークルが完成したその次の日の早朝に、産卵が行われ、サークルの中に卵が産み付けられるからです。
つまり、アマミホシゾラフグは繁殖期、月に2回産卵行動を行うという事です。
1年で3か月半の内、2回×3.5なので、1年で7日しか完成したサークルをみれる日はないのです。
そんなサークルをみれる潮回りを選ぶ為には、大潮の前の中潮!これ狙いで来ると確率が上がります。
逆に、大潮の後の中潮は、1番サークルを見るのに適していません。間違えないようにご注意ください。
サークルの中にある、グレーの模様の様に見えるのがアマミホシゾラフグのの卵です。
産卵が終わった後は、雄は一人、孵化するまでの5日~6日の間、サークルで卵を守り続けています。
この時もフグとサークルを観察、撮影しやすい期間です。
孵化が終わった後は、また違う場所で新しいサークルを作り始め、それが形になってくるまで、フグに出会えるまで少し時間があります。
港から船で10分 バベルというポイントで観察しています。
他のポイントでも、見れる事もありますが、1番条件的に見やすいのはバベルなのです。
(今後ポイント調査により、変わってくる可能性もあります)
ただ、バベルは優しいポイントですが、サークルがある場所は、ビギナーは連れていきづらい場所です。
もちろんとても上手なビギナーの方はお連れできますが、
50本以上の経験とアドバンス所持以上でないと、お連れできません。
ブランクに関しては、初日に慣らしたり、1本目に慣らす事で、柔軟に対応いたします。
フグが作ったサークルを壊さないように、注意しましょう。
笠利町、龍郷町エリアは無料送迎サービスいたします。
2ダイブ以上でランチサービスがついております。
ランチの内容は当日によってお弁当orごはんどころで食べる形となります。