サンセットダイブ趣旨

夕暮れに産卵、繁殖を行う生物の生態行動を観察するダイビングです。
昼間に産卵を行う生物ももちろん居ますが、夕暮れ時のそれは、一層神秘的なシーンとして心に映ります。
生命の力強さ、ドラマティックな光景を見に行くダイビングです。
*翌日飛行機に乗る場合は、エキジットしてから18時間以内に飛行機に搭乗することはできません為、ご注意ください。

狙える生物

ニシキテグリ

日中はサンゴに隠れて出てこない魚で、夕方になると観察、撮影しやすくなる魚です。
産卵シーンが見られる時期は5月中旬~8月中旬です。
産卵シーズンではない時期には幼魚をさがしたり、雌雄の見分け方を見て遊びます。
普段は臆病なニシキテグリが、産卵の瞬間だけペアで寄り添いサンゴから産卵上昇を行い、放精放卵を行います。

カシワハナダイ

夕暮れ時に産卵を行うカシワハナダイ。
オスの婚姻色は、普段の白色から大きく変わり、赤色に染まり、メスへ激しく求愛を行った後、産卵上昇をします。
1年中観察出来ます!

フタイロハナゴイ

普段は2色のフタイロハナゴイ。
それも美しい体色ですが、いざ、本気の求愛を始めたオスの体色は、二色に何色ものラインが入り、背びれは立てたまま、日中では畳んでいて見えない、背びれのボンボリが。
体の形は、ヒレをキレイに開いてロケット型となり、雌を誘う姿は必見。
1年中観察ができます。

ケラマハナダイ

これも1年中観察出来る、サンセットでのおすすめのシーン。
数が多いので、撮影のチャンスが多い。
数が多い分、魚たちの求愛の様は迫力満点。ぜひ見てほしい。

ハナゴイ

大仏サンゴというポイントに数百単位で群れるハナゴイが一斉に求愛、産卵をする様子は圧巻と言えます。
オスの体色は、普段よりも少し濃くなる程度ですが、ヒレの開き方が日中とは全く異なります。
尻ビレの婚姻色は黄色の個体もいれば、赤く染まる個体も居て、様々な色合いも楽しめます。
産卵する動きの早さはハナダイの中ではゆっくりな方なので、コンパクトデジカメでも十分撮影が可能です。

エントリー時刻

ハナダイは日の入りの60~90分前です。
狙うハナダイで少し変わります。

ニシキテグリは産卵狙いなら日の入り15分前にエントリー

産卵狙いでないなら日の入り45分前にエントリーです。

ボート?ビーチ?

ニシキテグリはビーチ。

ハナダイ達はボートです。
 

5月半ば~8月中はニシキテグリがおすすめ

9月~5月初旬はハナダイがおすすめです。

料金

おひとり様13,200円税込です。

ニシキテグリは1日3名様までの限定人数です。

ハナダイは人数制限はありません。
ライトレンタル可能です。

ライトについて

魚によっては、ライトを普通にあてるとストレスになり、産卵行動をしない場合があります為、基本的にはガイドがライティングします。
自分でライトを当てたいゲストは事前にレクチャーします。

ハナダイはライトをそこまで嫌がりませんが、ニシキテグリはライトを当てると嫌がり出てきません。

おススメはFIXの1%単位で明るさを調整できるライトがおすすめです。

赤ライトは通常の光よりも嫌がりませんが、ピントを合わせにくい事、フラッシュをしっかり当てないと写真全体が赤くなってしまうのでおススメしてません。

ご飯の事

日の入り時刻・ビーチ・ボートなど、当日のスケジュールによって変わります。

ご予約時にご相談下さい。

一例としては、サンセット前にショップでカップラーメンを食べたり、

サンセット後に宿で食べるためにサンセット潜る前に買っておいたりですが、

ボートの場合はご飯をサンセット前に食べる時間はありません。

ビーチの場合はご飯をサンセット前に食べる時間があります。

 

カメラについて

一眼レフの60mm~100mmマクロが撮影しやすいです。
しかし、頑張れば、コンパクトデジカメでも撮れます。
撮り方はかなり詳しくお教えしないと難しいので、ブリーフィングをしっかり聞いておいてください。
日中に潜ればダイビング中に練習も可能です。

終了時刻と送迎について

サンセット後は基本的に海から上がったら、そのまま宿にお送り・または解散となります。

(軽く浴びれるようお湯は持って行きます)

レンタカーをお持ちの方は、港、もしくはビーチまでレンタカーで来ていただきます。

お送りの方は、そのままお宿にお送りとなります。申し訳ございませんが名瀬エリアはサンセットとナイトダイビング後は対応出来ません。