みんな大好きアマミホシゾラフグです!
2012年に発見され、産卵行動の為に水中に幾何学模様の円を描くことから
とっても有名になったフグ!
ダイバーになったからには、このミステリーサークルを実際の目で見てみたい!
という方も多いのではないでしょうか。
アマミホシゾラフグという世界でも奄美大島でしか観察が出来ない、
奄美大島固有種のこのフグは、一風変わった生態を持っています。
その生態とは、繁殖期、♂が♀の為、卵を産ませるための巨大な産卵床を砂地に作ること。
その産卵床は、砂地に作り、幾何学的な模様をしています。
体長わずか10cmほどのフグながら、2m近い大きさの産卵床を作り上げ、
その産卵床は、まるでミステリーサークル。
話題、人気、いとおしさ、力強さ。
奄美トップクラスの生物であります!
アマミホシゾラフグが産卵床を作るのは繁殖期だけであり、
繁殖期であっても、見やすい時、見づらい時があります。
1年中見られるという訳ではなく、時期に来てもタイミングが合わないと見れない事があります。
そこで、我々が潜って観察してきた今までのデータに基づき、
アマミホシゾラフグとミステリーサークルの見やすいタイミングの予想を立ててみました!
来年
のご参考にどうぞ。(予想なので外れることもあるょ…)
他のダイビングショップさんで潜った場合、下記の案内に当てはまらない事も多々出てくるかと思いますので
その辺りをご了承して頂いた上でのご参考下さいませ。
ミステリーサークルが奄美大島北部で実際に見れる時期は
また、その期間であればいつでもミステリーサークルが見れ、アマミホシゾラフグと出会える訳ではありません。
2021年の見れる本命日は
4月21日、22日、23日
5月6日、7日、8日
5月22日、23日、4日
6月5日、6日、7日
6月20日、21日、22日
7月3日、4日、5日
7月20日、21日、22日
この3日間ずつが一番サークルとフグが見れる本命で、
本命日2日前からと、本命日3日後までは見れる可能性が高い日程です。
何故このように、フグが見やすい、見づらい日程があるのか、是非知っておいてもらいたいのが下記の事。
フグの繁殖のための行動は、
1.7日間くらいかけて、♀を呼び込むための作成する(フグを見れる可能性が高いです)
2.サークルを仕上げて♀を呼び込む。
直前の美しく仕上がったミステリーサークルは素晴らしいです。
(フグが見れる可能性が高いです)
3.♀がたまごを産んだ後、サークル内にある卵を守っている状態(フグが見れる可能性が高いです)
4.写真は撮っていませんが、サークル内の卵が孵化してフグが使わなくなったサークル
(フグが見れる可能性が低く、サークルもフグは手入れをしくなるので、サークル自体もくずれていく)
フグの繁殖期であっても、4にあたる何日間かはフグとの遭遇が難しく、サークルの見応えも微妙なものとなります。
1.2.3のタイミングはどれもおススメです。
特に、2の状態のサークルは月にわずかな日しかチャンスがなく、非常に美しいです。
ぜひ見れるタイミングに合わせて潜りにいらして下さい。
潜る条件もあります。合わせて下記項目も要チェックです。
①ミステリーサークルが観察できる水深は水深25m~30m地点です。
Cカードランクは中級(PADIアドバンス、SSIアドベンチュアラー、BSACスポーツダイバーと同等)
が必要となります。またはディープダイビングのスペシャルティが必要です。
②上記ランクをお持ちの方でも、実際のスキルが足りず見に行けない場合や安全を考慮してお断りするもございます。
1、久しぶりに潜る1本目
2、深い所が怖い
3、中性浮力が全くとれない
4、水中でガイドがコントロールできない
方はご案内(サークルまでお連れする事)が難しいです。
以上の事に配慮したうえで、見にいらしてください(^^♪
世界中で奄美大島でしか観察が出来ないアマミホシゾラフグとの出会いは、きっと心に残るシーンになります。
また、最後に心掛けて欲しい事。
フグの作る産卵床、ミステリーサークルはフグが砂地に描く産卵床です。
潜り方やスキル不足によって、簡単に崩れてしまいます為、
観察する時は、フグのサークルや生活におじゃましますの精神で観察、撮影を心掛けましょう(^^♪
その他、ご質問やご希望、ご予約はお気軽にお問い合わせ下さいませ(^^♪
0997-56-1001
Mail:info@amami-umikaze.net