近年、デジタルカメラ、スマートフォン、
そしてSNSの普及により、美しい写真、素晴らしい写真を見る事が多くなったですね。
色んな写真を見たり、知れたり、とても楽しい。
その反面、たまにこう思う事があります。
「綺麗だったらそれでいいのか?」と。
撮ってる姿を見られても恥ずかしくない写真
それが良い写真の条件だと思っています。
環境に入り込んで写す自然写真である以上、必ず自分たちはその領域を侵している訳ですが
だからこそ、遠慮の心が必要だと思うんですよ。
例えば、ウミウシ好きに人気のある、モウミウシ
モウミウシは海藻に住みついている事が多くて、正面顔が可愛いんですよ。
でも、海藻の中で、正面から写真を撮れる場所に居るとは限らない。
そんな時に、海藻を折り曲げたり、何かで固定をして、自分が撮りたい角度を作り出して撮影しているダイバーを見かける時もある。
そんな時は、思い出してほしい
「綺麗だったらそれでいいのか?」
この言葉を。
かくいう自分も、7年前くらいまではやってた、もう、やりまくっていたと言ってもいいです。
ハリセンボンとか、捕まえまくっていたりしたし、ナマコも触りまくって、ウミウシを動かして、、
やってたのよ!!!
だから、それを経ての、現在な訳で、今やってる人を悪くいうつもりはない。
ただ、そうじゃないんじゃないかな?って、自分が思うって話。
そんなちょっと気難しいガイドなぼくちゃんですが、
最近お客さんが撮った写真を見ていたら、わーーーいい写真だって、心から思った写真がありました。
それがこれ
photo by パパ様
先程話題に出したモウミウシ
この位置にいると正面からは撮れない
それを無理して正面から撮るんじゃなくて、環境をまるごと入れ込んで
白砂背景にして、また海藻の上についているソコキリコクラゲムシが良い味出してて、、、
ああ、無理して撮ったんじゃなくて、その日の状況に寄り添って撮ったんだなぁってわかる写真。
こういう写真こそが、良い写真だって思いませんか?
photo by わたし
海藻の周りにミヤコイシモチが居て、
ウミウシに寄り切る距離まで近づくと、イシモチは逃げてしまう
だからイシモチが逃げない距離感で撮った写真
photo by わたし
水中写真は、寄れば寄る程綺麗に写る
それは道理なんだけど、ある程度まで寄ったら、あとはこうやって切り抜いてもイイじゃない
photo by わたし
photo by わたし
サンゴの卵を守るルリメイシガキスズメダイ
これも叱り
卵を守る=生活をしている距離感を撮りながら撮影して、あとは切り抜く
photo by パパ
photo by パパ
卵を守るセダカギンポ
あんまり気にしすぎると
「じゃあもう潜るなよ」
こういう結論に至ってしまう
そうじゃなくて
だからこその「お邪魔します」
誰かの心に響くと嬉しいな~
ふるた
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忘年会、今年の出し物はなにかなぁぁぁ??
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ガイド会【世界の海ブログ】もご覧ください。
今回のテーマ9
は・・・「ケラマハナダイの産卵」
★本日の奄美大島
天気 晴れた
最高気温…34℃
最低気温…26℃
海中水温…29~30℃
透明度…15m
オススメスーツ… 3mmor5mmウェットスーツ