原則的に水中写真というのは近づいて撮影した方が美しく撮れる。
近づけば近づくほど美しい写真になる。これは原理であり、もう動かせない事。
何故なら水中では浮遊物がある事、そして、そもそも水の中である為、
被写体との距離が遠くなるほど、水と浮遊物が映り込む量が多くなるからである。
なのでワイドな写真を撮る時であっても、マクロの写真を撮る時でもあっても、
出来る限りは近づいて撮影した方が、綺麗な写真が撮れると言って良いでしょう。
何日か前にもブログに載せたけど、イシガキカエルウオに近づいて撮った写真↑
多少の浮遊物の映り込みはあるもの、なかなか綺麗だ。
だけど!時には引く事も試してほしい。
同じくイシガキカエルウオの写真。イシガキカエルウオ、好きやねん。
引く事で、海の青が入り、背景にイバラカンザシが映り込み、この日一緒に潜っていたダイバーの泡も映り込む事で、
その時の環境が分かる写真になるのだ。
美しいサンゴに乗っている被写体も、よれば寄る程綺麗だけど、引けば引くほど、背景を写しこむことが出来る。
写真は足し算と引き算とよく言う。
何を入れて、何を引くか。
その時のシチュエーションで、出来そうな1番良いイメージを浮かべながら写真を撮る。
一番大事なのは環境を壊さない事だぞ。
では本日も行ってきます。
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今回のテーマは・・・「砂泥域のハゼたち」
★本日の奄美大島
天気…晴れ
最高気温…21℃
最低気温…11℃
海中水温…19℃
透明度…25m
オススメスーツ… ドライスーツ!