8月である。気が付けば8月。
8月はこんなに幼魚が多かったかいな。そう思う8月である。
幼魚は可愛い。
日々、魚と出会った時に反応する可愛さメーター。
可愛さメーターが振り切るほどの可愛さを持った生物たちと今日も出会う事が出来ました。
photo by パパ
1本目、いきなり出会ったこやつ
コンゴウフグなのかい?ウミスズメなのかい?
どっちなんだい!?
答えは良くわからなかった。でもハッキリとわかる事があった。
この子が可愛い事だ。
photo by パパ
リュウキュウウミシダの傍に居着くナガサキスズメダイの幼魚である。
ウミシダを背景にメルヘンに撮る写真撮影方法を「シダメル」という。
写真撮影好きのダイバーでは知られた言葉だ。
そんなセンスのあるネーミングを最初に言い出したのは誰かはわからない。
でもハッキリとわかる事があった。この子が可愛い事だ。
photo by CHIE
クジャクベラの幼魚である。
夏になると良く出会うベラである。成魚はかなり少ない。
なのに幼魚は結構いる。成魚が奄美のどこにいるのかはわからない。
でもハッキリとわかる事があった。
この子が可愛い事だ。
photo by papa
2本目に出会ったかわいさメーター振り切りマックスなのはこやつだ。
ハナゴンベの幼魚だ。毎年同じ場所に居着く。成魚はどこかに行ってしまい、また幼魚が居着く。
成魚がどこに行ったのかはわからない。
でもハッキリとわかる事があった。
この子が可愛い事だ。
photo by ぱぱ
最近居着いているクロスズメダイの幼魚だ。
こんなに美しいのに名前がクロスズメダイという理由はわからない・・・といいたい所だけど分かる。
成魚は黒い体になるからだ。
でもそれよりもハッキリとわかる事がある。もちろんそれはこの子が可愛い事だ。
photo by パパ
何だか幼魚ばかりを見ていた1本目と2本目だったので3本目はタコベラの産卵を狙った。
ここ最近3本目はここに行きたい気持ちが強い。
ぼくは生態観察が好きだからだ。本当は毎日3本目はここに行って、許されるならばずっとタコベラの求愛から繁殖を観察し続けたい。
そんな願いを今日はゲストの趣向を少し無視して叶えてしまった。
60分観察し続けてしまった。
ゲストが飽きていたのかはわからない。本当は分かっていたけど分からないふりをした。
気づいていないフリが出来る、それが大人の男ってやつだ。
photo by ぼく
生物はすべて産卵行動をする。
当たり前だけど、当たり前には解っていない事だ。
産卵行動を観察した生物は、そのあと、自分にとって特別な存在になる。
年々、自分にとって特別な存在である生物が増えてきて嬉しい。
お願いだ、タコベラの産卵をぜひ1ダイブずっと観察したいというリクエストを僕にしてくれ・・・
島耕作と呼んでいるこのタコベラ、最高なんで!
最後はニシキテグリを見にいったら幼魚がいて、最後の最後まで可愛さメーターが振り切りぱなしだった本日の奄美であった。
ふるた
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今回のテーマは・・・「星屑ロンリネス」
★本日の奄美大島
天気 晴れ
最高気温…33℃
最低気温…28℃
海中水温…28℃
透明度 20m
オススメスーツ… 3mmor5mm