先日、久米島でガイドをしているシンさんが奄美に来てくれた時の事。
ちなみにこの写真もその時に撮って頂いた写真。
今年の夏場は高い時は30℃を越える水温が続き、イソギンチャク、サンゴも白化した時期もありました。
その高水温の影響か、12月だと言うのに冒頭のクマノミの産卵。
驚いたのは、一緒に潜っていたシンさんが言いました。
「これは今日産んだタマゴだよ」と。
…む?何故、今日と断定出来るのか…
「久米島で長くクマノミの卵を観察してるから、やってる内に見たらわかる様になるよ〜〜」
…と、これまた軽い口調で言うわけ。
長年の経験で培った知識…それは自分の財産。
その財産を見せびらかす訳でもなく、何でもない事の様に、
知らない後輩に教えてくれる。
そこが何よりすげぇと思った。
その後、彼はこう続けて言いました。
「多分、いつもこの時期、水温でしないなら、多分自分で卵食べちゃうんじゃないかなぁ〜〜」
…翌日。
見に行くと、卵はなくなっていた。
…本物や…
本田圭佑は言っていた。
本物になるには、本物を知る必要があると。
来年はわいも本物なるで!
今日はなんか語りたくなっちゃったぜ。
ほな、また明日!