本日はナイトも含めて4ダイブ!
いっております。
「こわ~~い」「うぉっ・・・」「逃げければ!」
そんなリアクションをされがちな可哀そうな魚、ゴマモンガラである。
繁殖期、卵を守っている時の彼は強烈な勢いで、
テリトリーに入ってくるダイバーを攻撃してくる。
その勢いと迫力たるや、もうそれはおっかいのなんのって。
親が本気で子を守ると、こうなるんだなぁ・・・と見かける度、感心しつつ、
そっと距離をとるワケです。
だけど、そういう攻撃的になるのは、実に短い期間であり、
さらに卵を守っている個体のみ。
それ以外のシーンでは、ダイバーを見かけると、さーーーっと逃げていく、臆病な魚。
卵を守っている子以外、怖がる必要はないわけです。
ちなみに、ゴマモンガラの卵って、孵化するのに、何日かかると思いますか?
実はね、たったの1日で孵化する。
卵を守った後は、また臆病な性格になるわけです。
つまり、注意すべきは、
①繁殖期(夏)
に、
②卵を守っている個体
のみに注意すれば良いわけです。
たまごを守っている個体は、卵を産み付けた場所から動かず、
水底を向きながら、卵にヒレで水を送っているので、遠くから見た時に、
下を向いてヒレをうごかしている様なそぶりをしている個体には近づかない様にして、
それ以外に横を向いてぼけーーーっとしている子や、
普通に泳いでいるゴマモンガラは、怖がる必要がありませんから、安心してください。
っていうのが前置き。
長すぎてすいません。
でね!!
観察してほしい訳ですよーーーー。ぼーーーっとしているゴマモンガラが居たら。
この様に、横を向いてぼーっとしている子は、そーーーっと近づいて見て欲しい。
透明なエビにクリーニングされて気持ちよさそうな彼。
驚かさない様に、観察していると・・・
あらやだ・・・セクシーな唇に、エビが群がって、きれいにしてるじゃないの・・・
こんな風に、楽しいシーンも見せてくれるので、
むやみに怖がるのではなく、観察できるチャンスを逃さない様に、
色んな生態を観察してほしい。
何気なく居るアマミスズメダイの幼魚にも、寄生虫がついていたり↑
なつっこいフグ居るなーーーってよく見てみると
うわーーー君、食べ物のウニ、顔にささっとるやん・・・
とか。
ハナビラクマノミの家の前を見ると、ヒトスジギンポが居てくれたり。
明日も全力で海の中、楽しんで行きましょ~♪
ふるた