今年の年始はどこのお店も同じ。
とてものんびりとした日々を送っています。
今日はファンダイバーゲスト1名様だったので、スタッフしのぶとカツキにガイドを任せ、
僕はスタッフを連れてニシ活してきました。
説明しよう!ニシ活とは、スタッフ西島克樹の事じゃないよ。
ニシキテグリを見せれるガイドを増やす活動の事だ。
ニシキテグリはかなり湾の奥に居て、なおかつサンセットの時刻でないとなかなか観察出来ないという、
割と条件が整わないと会いに行きずらい生物。
見る時や撮る時も、コツがあって、
ゲストにきちんと写真を撮ってもらえるかどうかは、ゲストの腕だけではなく、ガイドの腕もとても大事なのだ。
という訳で、しっかりニシキテグリを見せれるスタッフを増やそう活動をしてきたのでした。
説明しよう!ニシキテグリをしっかり見るのには、まず大前提として、
・ニシキテグリの住処に着いたら、とにかくじっとしておく
・じーーーーーっと待って、サンゴから出てくるのを待つ
・サンゴから出てきたら、そーっと赤いフィルターをつけたライトで照らす
(もちろん今どきのライトで、赤い光に切り替えられるライトがあったらそれで行けるよ)
ニシキテグリはとにかく臆病で、
光が苦手な魚。
ですが赤いライトはあまり怖がらない。
というか、むしろ、何か逆に出てくるときもある。
ので、その出て来てる時にエイヤーって撮るんだ。
ほら、出て来てるでしょう。
ポイントはしっかりストロボをつけること。
ストロボをつけておかないと、赤いライトの色がもろにでて、何だか変な写真になってしまうからね。
出来ましたらこのように「錦」な尻ビレを広げた時をとらえられるとよろしいです。
あともう一つ裏技があります。
分かりますか?かなり接近して撮影しているのが。
そして、色が何だか雪道を歩いて来たかの様な色をしているのが!
これは眠っている時の体色なんだ。
普段、とても臆病で、サンゴの奥にいるのに、
眠る時は、なぜかサンゴをのぞけば見える所で寝てしまうというおちゃめな性格のニシキテグリ。
なので、寝ている時に撮るという、ちょっとずるい技。
色がね・・・ちょっと寝てる時はくすんでしまうからね。
出来ましたら起きている時に撮影したい、そんなニシキテグリの撮り方、撮ってもらい方をスタッフに教えてきたのであった。
ふるた
これからの営業方針、お越しになる際の注意点はこちらをご確認下さい。
ネバーランド古田直基24日更新中★
ガイド会【世界の海ブログ】もご覧ください。
今回のテーマは・・・「海中生物の共生」
★本日の奄美大島★
天気…雨
最高気温…12℃
最低気温…10℃
海中水温…20~21℃
透明度…・・・10m(湾の奥のポイントなので)
オススメスーツ…ドライスーツor6・5mm