クマノミと紡ぐ思い出

今日は久々の朝から南風。

 

ぬる~っと布団から起き上がり、生ぬるく生暖かく起床することができました。

 

 

 

ってことで張り切ってボートでGO!!

 

今日はカズミちゃんのお写真を頂いて(^^♪

 

2

 

【ハナビラクマノミ♀】

 

ネバーランドでは「眉子さん」と呼ばれている個体で、通常では見られない右目の上の白い斑点が特徴的な個体です。ニックネームは違えど、長年に渡って沢山のダイバーに愛されているであろう、バベルのアイドル的な存在です。

 

 

 

この子の住処は水深が3m程と大変浅く、台風時のうねりの影響をまともに受ける場所であるにもかかわらず、無事に生き延びてくれました。とんでもないうねりの中、岩の隙間に身を隠し、やり過ごしているのかと思うとクマノミの仲間に限らず言えることですが、野生生物の生命力たるや人間の想像をはるかに超えるでしょう。

 

 

 

ともすれば、テーマパークのキャラクターに会いに行くかのような感覚に陥りがちですが、ダイバーが接しているのは紛れもない野生生物。その生きざまに感動し、心打たれるような、そんなご案内を心がけたいと常々思っています。

 

 

 

ちなみに、クマノミの仲間の寿命ってどのくらいでしょう?

 

1年?5年?10年?20年?

 

 

 

 

 

クマノミの仲間は成熟するまでに約2年ほどかかる、と言われています。僕がこれまで観察してきた個体ではもう少し早かった個体もおりますが、それを含めても実際に観察し続けた個体では、野生環境で10年を超えたハマクマノミがいます。その個体も今年ついに姿が見えなくなったという報告をもらい、引っ越したとは考えにくいということから、寿命を迎えたと思われます。沢山の思い出をくれたハマクマノミにありがとうございましたと、相手は魚ではありますが手を合わせました。

 

 

 

きっと、この「眉子さん」も沢山のダイバーの沢山の思い出を背負っています。

 

これからも長生きして、たくさんの思い出作りのお手伝いをしてほしいもんです。

 

これからもよろしく!眉子さんっ!!

 

 

 

伸でした(@^^)/~~~

 

 

 

★移転のお知らせ!★

 

いよいよ新店舗へ引っ越しまでもう少し!!!!

 

皆様、ご確認下さいませ。

 

ネバーランド引っ越しのお知らせ。

 

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★世界トップのガイド会所属★

 

ネバーランド古田直基24日更新中★

 

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今回のテーマは・・・「水中表現家&スペインカメラマンとの3日間

 

ー--本日の奄美大島---

 

天気…くもり

 

最高気温…25℃

 

最低気温…19℃

 

海中水温…24℃

 

透明度…・・・25m

 

オススメスーツ…5mmウエット+フードベストorドライスーツ

 

オススメの服装…薄手の長袖と長ズボン(朝夕はパーカー)