伸先生 ようやっとわしも見れました。

 

 

2年前、ネバーランドに田中伸という男が居てね。

 

苗字は普通でしたが、ダイビングガイドとして秀逸な存在でした。

 

 

 

元々、久米島でダイビングガイドをしている時から知っていて、

 

先輩的な人だったんですよ。

 

 

 

その人が1年間、ネバーランドで働いていた時に、色んな生物の生態行動を教えてもらっていました。

 

それで生態観察の楽しさを知り、今、自分のガイドは3年前と比べて大きく変わったのではないかと思う。

 

 

 

そんな伸さんはネバーランドガイドの先生的存在なのですが、

 

水中で教えてもらう事ももちろんありましたが、良く言っていたわけ。

 

「今日〇〇産卵しとったでぇ~~」

 

 

 

その〇〇に、今では自分で気づき、産卵を見たり、お見せ出来るようになりました。

 

 

 

しかし!みたいなーーーって思いつつ、ずっと産卵シーンにであわなかった魚が居ます。

 

それがこいつだ!

 

6

 

ホンソメワケベラです。

 

しょっっっちゅう見かける魚なのに、なぜ産卵シーンを見られないんだ・・・!

 

という魚は、実は、結構多い。

 

チョウチョウウオがその代表で、チョウチョウウオの産卵シーンというのは世界的にもとても貴重で、

 

写真や動画であまり抑えられていないんです。

 

他にもハリセンボンとかも産卵が分かっていない魚でんな。

 

 

 

ホンソメワケベラに話を戻すと、ホンソメワケベラは、至る所で産卵が観察されている種なので、

 

自分の観察力の問題なのである。

 

もちろん伸さんも良く「ホンソメやっとったでぇ~~」と言っていた。

 

自分も同じポイントで入り、そのコースを通っている時にもそうだったので、

 

つまり自分が行動に気付けていないという事である。

 

 

 

それが悔しくてね。早くホンソメワケベラの産卵を見たいなって思っていた訳。

 

 

 

それが昨日、休日のロンリーダイブでついに観察出来たのである。

 

いつもと違う動きをしていたので、じーっと見ているとやっぱりね。

 

4

 

一応証拠写真も撮りました。

 

 

 

その後はウミガメ撮影をして遊びました。

 

5

 

3

 

 

 

良い休日であった。

 

もちろん今日の3ボートガイドもとても良いダイビングであった。

 

 

 

海はほんとおもろいぜ。

 

 

 

ふるた

 

★世界トップのガイド会所属★

 

ネバーランド古田直基24日更新中★

 

ガイド会【世界の海ブログ】もご覧ください。

 

今回のテーマは・・・「サンゴの産卵あれこれ

 

 

 

★本日の奄美大島★

 

天気…くもり

 

最高気温…30℃

 

最低気温…27℃

 

海中水温…26℃

 

透明度…・・・20m

 

オススメスーツ…5mm+フードベスト