朝夕が少し涼しく感じる様になってきた奄美です。
Noクーラーの家に住んでいる僕にとっては、
待ってましたの気温低下です。
それに伴ってか、心配していた水温も
若干ですが下がってきており、珊瑚たちにとっても
待ってましたの水温低下です。
そんなサンゴポイントの浅場で
ここの所よく見られるウミウシの仲間をご紹介。
「ミガキブドウガイsp」
つるっとしてて、くりっとしてて、米粒みたいなやつで
点々の黒目がなんとも愛らしいのです。
spってのは、スピーシーズの略で
図鑑みてたらたまに「~~属の一種」って書いてあるのいるでしょ、
まだ和名が付いていないちょっと珍しい奴、って解釈でOKです。
こいつがガレ場の至る所に発生してるんです。
ちなみに左のちょっと緑がかったのが、元祖ミガキブドウガイ。
元祖も綺麗な色をしていて、まさしく海の宝石。
ウミウシの仲間の同種同士が、こうして連なる行動を観察した
経験がある、という方もいらっしゃるのではないかと思います。
僕、この行動ずっと不思議に思っていたんです。
これ、なんでこんなんなってるんだろ~
粘液的な物を辿って付いて行ってるんやろか~
何のためにしてるんかな~
やっぱ繁殖行動の一つなんかな~
って思ってたんです。
で、先日、衝撃の瞬間を目撃してしまいました。
その画像が・・・
これだっ!!!!
なんか出とるーーーーーーーーー!!!!!!!!
なんやー!なに出しとんやーーーーー!!!!!!
前の個体はどんどん前進し、後ろの個体はそれにひたすら付いていく。
それにしても、
なに出しとんやーーーー!!!!
それなんやーーーー!!!!
謎は深まるばかり。
真実とは、きっとこうして少しずつ進みながらも
後退し解き明かされていくものである、と信じてやみません。
今日はもんもんと考えながらのビールになりそうです。
伸でした(@^^)/~~~
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★世界トップのガイド会所属★
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今回のテーマは・・・「生命の神秘、6月の奄美大島」
ー--本日の奄美大島---
天気…晴れのち雨
最高気温…32℃
最低気温…27℃
海中水温…29℃
透明度…・・・15m(内湾)、20(外洋)
オススメスーツ…3mmウエット
オススメの服装…半袖短パンに麦わら帽子でサングラスがオススメ