春濁りというのをご存知でしょうか。
気温が高くなる時期に、海面近くの水温が高くなり、それによりプランクトンが増加!
それによって海の透明度が落ちる事を春濁りと言います。
春濁り・・・実は良い事なのよね。
プランクトンが増えないと魚の食べるものが増えない。
さかなが食えないと、その魚を食べる魚も食えないし、その魚につく寄生虫を食べる生物も食えない。
言っちゃえば、プランクトンを食べるプランクトンだって食えなくなる。
と言う訳で春濁りというのは必須なのだ。
なのに!春濁りという言葉はどうだろう。
春の音ともいうべき、素晴らしい季節の足音ではないか。
濁りという言葉には、今一つプラス要素が感じられないではないか。
そうだ、この際、春濁りという言葉を春の音を表現してみよう。
今日の湾内です。
湾内に鎮座する、巨大コモンシコロサンゴの群生。
大仏サンゴと呼ばれ親しまれているダイビングポイントです。
全長60mにもなる、この大仏サンゴが、このようにくっきりと全景が見えている。
春の音が訪れ、今から、春本番。
ふるた
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