パパとババ。

本日もビーチでご案内!

 

潜れてます!潜れてますよー!こんな時は必殺「ピアテグリ」攻め!!!昨日、本日合わせて5本中4本「ピアテグリ」。連続して同じポイントにもぐりこむ事によって得られる海の楽しさをビシビシ感じていただいております。

 

 

 

例えば、潮流の具合によって出会える生物が変わったり、ご機嫌が変わったり、こういった部分は伝えたくてもなかなか感じていただきにくかったりするもんです。なので、ここぞとばかりに敢えて同じポイントに潜りまくっております。

 

 

 

しかも、「ピアテグリ」はエントリーしてすぐにスコーンと水深が取れるため、深場から浅場までじっくり楽しめるわけですよ。

 

 

 

ちょっと水深を落とすと・・・

 

4

 

【ゴルゴニアンシュリンプ(英名)】

 

トガリモエビの仲間です。ゴルゴニアンってのは、背景に写ってる白いモシャモシャ(ヤギという生物)の仲間の総称。ゴルゴニアンを住処にしているエビなのでゴルゴニアンシュリンプ。和訳するとヤギエビ。

 

ちなみに、尖がった頭の部分がノコギリの刃みたいにギザギザしているので、Sawblade shrimpという英名もあるようです。標準和名(正式な日本語の名前)は1種につき一つですが、英名は複数ある場合が多いですね。「万国共通の生物の名前(学名)が一つあれば、あとはみんなニックネームみたいなもんだし、呼び方色々あってもいいじゃーん!」というのがその理由です(^^)

 

 

 

やや深い水深に生息する生物であることや、個体数も少ない事から、なかなかお目にかかれないのですよ。この個体を見つけたのは、水深25m。

 

 

 

この近くには・・・

 

3

 

【ニュウドウダテハゼ】

 

入道って言うだけあって、でかいです。

 

通常ハゼのイメージと言えば大きくてもせいぜい8cm程度。一般的な所で言うと、ハタタテハゼの成魚はそのくらい。ところがこのハゼ、成魚になるとアベレージ18cm。僕の手のひらを広げて親指の先から小指の先までが約18cmです。

 

ストロボ光に反応して、体を翻すと泥質の煙幕が一気に巻き上がり、迫力満点です。生物の反応をじっくり観察していないと決して撮ることのできない、素晴らしい写真ですねー!お腹のヒレのブルーのラインがとっても美しいです。

 

同じ生物と、同じ場所で向き合うことで、前日のログ付けやデブリーフィングが生きてくるわけです。

 

1

 

【シリキルリスズメダイ】

 

深場を堪能した後は、浅場で減圧がてらこれまたゆっくり。透明度がよろしくない日は「黒抜きしばり」(^^)生物がもつ本来の美しさを表現して頂きました。

 

真っ青なペンキでべた塗りしたかのような鮮やかな体色。色調補正一切なしで、この色合いです。そこに、Goldtail demoiselle(ゴールドテールデモイゼル)という英名の由来になった黄金色の尾びれがチラリ。黒い背景に浮き上がります。

 

2

 

パパはほんま「ガォー写真」うまいなー

 

「見てたら、あ、こいつ口あけよるな、ってわかる。」って言ってたもんなー

 

海とじっくり向き合っている証拠です。

 

ガイドとしては嬉しい限り。

 

 

 

というわけで、本日もパパさんとババさんを、魅惑のポイント「ピアテグリ」へご案内してきました。半濁点と濁点のコンビと一緒に、台風なんかお構いなしの最高に楽しい一日になりましたとさ(^^♪

 

 

 

あ、ババさんは「馬場」さんね(^◇^)

 

 

 

久々長々書いてもたー!さてビールビール(^^♪

 

伸でした(@^^)/~~~

 

 

 

★移転のお知らせ!★

 

いよいよ新店舗へ引っ越しまでもう少し!!!!

 

皆様、ご確認下さいませ。

 

ネバーランド引っ越しのお知らせ。

 

———————————

 

★世界トップのガイド会所属★

 

ネバーランド古田直基24日更新中★

 

ガイド会【世界の海ブログ】もご覧ください。

 

今回のテーマは・・・「彩月の出会い

 

ー--本日の奄美大島---

 

天気…晴れ

 

最高気温…25℃

 

最低気温…22℃

 

海中水温…25℃

 

透明度…・・・10m

 

オススメスーツ…5mmウエット+フードベスト

 

オススメの服装…薄手の長袖と長ズボン(朝夕はパーカー)