セジロクマノミの産卵に立ち合ったの巻

命あるものにはすべて誕生がある。

 

水中の生物ももちろんそう。

 

 

 

きれいな海を見たり、サンゴを見たり、そういうダイビングを楽しむ傍ら、

 

そういった生物の繁殖行動に目を向けると、よりダイビングが楽しめる様になるのであります。

 

 

 

今日は午前中、ガイドがなかったので、カメラを持って海に入っていました。

 

山本スペシャルでの出来事。

 

 

 

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普段から愛嬌のある顔でダイバーをたのしませてくれるセジロクマノミの夫婦です。

 

今日は、予感がありましたので、観察しに行くと。

 

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ビンゴ!産卵の準備をしています!

 

クマノミは住処にしているイソギンチャクのそばの岩肌にたまごを産み付けます。

 

その為に岩肌をきれいにしているシーン。

 

産卵の直前はこの動きを一生懸命繰り返します。

 

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産まれてからイソギンチャクに対する抗体を作る為、卵はイソギンチャクにあたると死んでしまいます。

 

そうならないよう、卵を産み場所を作る為にイソギンチャクを噛んでひっこめているシーンです。

 

 

 

こういうシーンが見られると、もう産卵は直前!

 

しばらく待ちの時間。

 

まつこと20分。

 

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始まりました!産み付ける為の卵管が出て、たまごを産んでいる瞬間です。

 

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♀が産んだ卵をなぞるように♂が追いかけます。

 

♂が精子をかけているのだと思われます。

 

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みるみる内に、卵が出てきます。

 

この間、長くても1時間。

 

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卵を産んだ後、保育しているシーンは長く観察出来ますが、

 

産卵している時間はおよそ30分~1時間。

 

 

 

多い月でひと月に3度。少ない時は一度。

 

時期も限られている。

 

 

 

ダイバーが海に入っている時に、出会う時間て意外なほど少ないのです。

 

今日はそんなシーンを見て、ゲストと共有でき、とても良い日でした(*´ω`)

 

 

 

海況は・・・だいぶ荒れてきましたけども。。。

 

 

 

ふるた

 

 

 

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笠利町用1742-1が正しい住所となります。

 

お間違え無い様ご注意くださいませ。

 

 

 

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今回のテーマは・・・「力強い奄美の海

 

 

 

ー--本日の奄美大島---

 

天気…晴

 

最高気温…28℃

 

最低気温…24℃

 

海中水温…25℃

 

透明度…・・・湾内20m

 

オススメスーツ…5mmがオススメ